「商品余り」のお悩み改善策はとてもシンプル

こんにちは。ダイレクト・ラボ デザイナーの高山です。

今回は通販における「商品の使い方ガイド」について書いていきたいと思います。

通販事業を始めたばかりの方や、これから使い方ガイドを作ろうという方のご参考になればと思います。

お客様は注文した商品が届いた際、最初に何をするか・・・それは「同梱物の確認」です。

その際に見られる使い方ガイドの主な役割は、

「お客様に商品を正しくご使用いただき、効果をより実感していただくこと」


不思議なもので多くのお客様が商品自体の開封よりも同梱物の確認を先に行うという傾向が高いとされています。(美容品・健康食品により多くこの傾向は見られます)


初回同梱物に使い方ガイドを入れる狙いは上記以外にもあります。

それは商品の定期購入離脱防止(否リピート購入の防止)です。

次回購入に繋がらないのはどういう理由があげられるでしょうか。その原因としてよく挙げられるのが「商品過多」です。正しく商品を使用していただかないと、効果を感じていただくことができず、商品が余ってしまい次回購入に繋がらないという自体になります。


この「商品過多」を未然に防ぐことができたらリピート率が上がる可能性がぐっと高くなります。

大切なのは商品の使用促進コンテンツを盛り込むことです。

●「どう使えば効果があるのか」

●「いつ使うのかがベストか」

●「一回の使用量はどれくらいなのか」

●「使っていくうちにどのような実感があるのか」

●「使用法を守るとどのようなメリットが有るのか」

●「商品の活用方法は他にもあるのか」

等より詳しく記載し、お客様に商品理解を深めていただければ、商品の継続購入を促すことができます。

(制作テクニック的な部分は量が膨大ですので今回は割愛します)

使い方ガイドを同梱する一手間を加えることで「この商品は効果が高く続ける価値がある」とお客様に思っていただけ、信頼関係を築くことができます。


制作の際、大切になるポイントは「一目でわかるように、できるだけ簡単に紙面を設計すること」。商品の使い方が複雑そうに見えてしまうと、使用する意欲が削がれ、良い商品でも使うまでの腰が重くなってしまいます。

例えば掲載する使用手順は「5ステップよりも3ステップ、3ステップよりも2ステップ」が有効。文字だけで説明するのではなく写真やイラストを多用し、視覚的な工夫を行うのがベストです。


さらに商品ターゲットの性別を意識して制作することも大切です。(分かりやすい使用方法であることが前提ですが)


脳科学の世界では、男性は一般的に左脳で物事を論理的に考える傾向が強いと言われています。対して女性は右脳が活発で感覚的な傾向であるとされています。

上記のことを意識して制作するのであれば、男性には「どうしてこのような使い方が正しいのか・正しく使用することでどんなメリットがあるのか」など論理的な要素を入れたほうがより有効ですし、女性には「正しく使うとキレイになれそう・家事の合間に簡単にできそう」など感覚に訴えるような要素を入れた方が正しく使用していただきやすくなります。


使い方ガイドは初回同梱物に同梱するだけで、とてもメリットがあるものです。

しっかりと工夫して制作されることをオススメします。


今回は使い方ガイドについてのご紹介でした。

最後までブログを読んでいただき、ありがとうございました。


ダイレクト・ラボ

アートディレクター ⾼⼭

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