掴み良ければ全て良し「挨拶状」
こんにちは。ダイレクト・ラボ デザイナーの高山です。
今回は「初回同梱物の挨拶状」について書いていきたいと思います。通販事業を始めたばかりの方や、これから挨拶状を作成するという方のご参考になれば幸いです。
通販における初回同梱物の挨拶状の主な役割は「お客様への商品購入のお礼と、企業としてお付き合いの姿勢をお伝えする」ことです。
通販はお客様と対面でのご挨拶ができない代わりに挨拶状がその役割を担います。
初回購入時の挨拶状は基本的に最初の1回しか送ることができません。つまり最初で最期の購入のお礼の機会です。
心理学の世界では、人や物の第一印象は約6ヵ月間前後、受け手の心理に関与すると言われており、印象が良ければ良いイメージが続きますが、悪いイメージや、印象そのものが薄ければ、それを払拭するのに長い時間がかかってしまうということになります。最初からお客様に良い印象を持ってもらえるよう、挨拶状はエネルギーを注いで制作をしていくことが大切です。
内容に関しては実に様々なパターンがありますが、1番重要なのは、「ホスピタリティを感じる挨拶状」であるかどうかということです。
お客様にどう喜んでいただきたいのか、これからどうサポートを行っていくのか、お付き合いしていく上(長期の商品ご愛用)でどのようなメリットをご提供できるか、お客様目線で作成します。さらに、信頼感を醸成できる企業情報(生産管理の体制やエビデンス)なども盛り込むこともおススメです。まず先に自分の情報(想い)を開示することで受け手であるお客様は安心感を持ち、好意的になってくれます。
デザインにおいては企業イメージや商品イメージにマッチしたデザインであることがポイントになります。例えば商品が化粧品であれば、フォントは美しい明朝系でシンプルなものを使用したり、落ち着いた色合いを使用したり、美しいイメージカットを入れたデザインにするなど、健康食品系の商品であれば、安心感や親しみやすさをアピールするため手書き系のフォントを用い、スタッフの写真や生産者の写真などをコラージュした動きのあるデザインにする等、商品カテゴリーによって、どのような印象をお客様に伝えるべきか、様々な選択肢がでてきます。
また代表者の署名をいれたり、対応するスタッフの直筆にしたり、お送りするお客様のお名前を実際に挨拶状へ印字したりと、細部までこだわれる箇所は盛り沢山。さらに商品が入っている箱を開封した際に挨拶状をすぐ手に取って読んでもらえるよう、1番上に同梱するなど、開封時のギミックにもこだわりが出てきます。
良い第一印象を残す、印象に残るオリジナリティあふれる挨拶状づくりはこのような着眼を持つことからスタートしていきます。大変な内容ですがお客様にしっかりと良い印象を持っていただくことができれば、次回の購入や購入離脱の防止につながっていき、お客様との縁も必ず深まっていくものです。
皆様の通販事業の挨拶状はどんなものでしょうか?一度上記をご参考にぜひ見直してみてください。
今回は挨拶状についてのご紹介でした。
最後までブログを読んでいただき、ありがとうございました。
ダイレクト・ラボ
アートディレクター ⾼⼭
福岡の通販広告・通販コンサルティング専門の広告代理店/株式会社ダイレクト・ラボ
公式サイト http://www.directlabo.net
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