ヒット通販商品をつくる手順とは(ちょっとしたコツ)

こんにちは。ダイレクト・ラボの石井です。 今回は「通販商品づくり」について少しだけ書いていきたいと思います。 通販事業を始めたばかりの方や、これから立ち上げという方、そして今、通販販促に悩んでいる方のご参考になれば幸いです。


通販の商品づくりに大切なこと、それは「ストーリーづくり」です。

その中でも最も重要なのが「まず始めに対象となる相手(お客様)が誰か」ということを考えることです。

「そんなのは当たり前だ」と思う方もいらっしゃるでしょうが、この部分をどれだけ深掘りできるかがヒット商品をつくる必須の項目になります。


よく見られる誤った開発の流れ

例えば・・・

「すごく作ってみたいおもしろい商品案がある」⇒「商品開発着手」⇒「売るために広告を設計しよう」⇒「広告ターゲットがどの層になるかを探す」

このような流れで商品が開発されるシーンを見かけますが、これは問題あり。


実際に通販の現場であった話ですが・・・

あるメーカーが自社の大ヒット商品と同じジャンルの新商品を開発し、同じ広告手法をとり、オンライン・オフラインメディアを使って大々的にプロモーションを実施。結果、後発のものはヒット商品の100分の1ほどの売り上げだったという話。

要因は様々考えられますが、このような場合、原因の根本にあるのは商品の企画にあると考えられます。

よくよく企画を見てみると「今使っている商品をやめ、なぜ新しい商品にきりかえるのか(必要性)」がお客様によく伝わらないものになっていました。そもそも、どういった方が切り替えの対象になるのか、うまく説明できる者が社内にも実際ほぼいなかった、成分は良いのでヒット商品と同じ広告手法を使えば売れると錯覚した結果でした。損失は数億円にのぼります。

正しいのは

「こんなお客様がこんな悩み(希望・要望)をもっている」⇒「それはどんな商品だと叶えられるのか考える」⇒「商品試作・開発」⇒「お客様がどのくらいの予算なら継続的に購入できるか」⇒「売るためにはどの広告メディアが最適か検討しよう」

といった流れです。

商品企画でまず大切なこと、それは「作りたい物(売りたい物)ありきではなく、お客様(対象者)ありきで逆算のストーリーを考える」ということです。


まずは自社の商品がどういった目線で作られているか確認してみてはいかがでしょうか。気づきがあるかもしれません。


本ブログだけでは中々全てをお話することはできませんが、今後少しづつ内容をオープンにしていきたいと思います。

ダイレクト・ラボでも通販会社様の通販コンサルティングや商品企画のサポートも行っております。 お困りの際はぜひお気軽にご相談くださいませ。 最後までブログを読んでいただき、ありがとうございました。


株式会社ダイレクト・ラボ

ダイレクトマーケティングプランナー 石井 孝典

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