通販にブランディングは必要なのか?

こんにちは。ダイレクト・ラボの石井です。

今回は「通販のブランディング」について書いていきたいと思います。

通販事業を始めたばかりの方や、これから立ち上げという方、そして今、通販販促に悩んでいる方のご参考になればと思います。

「そもそも単品通販にブランドは必要なの?」という方も多いかと思います。

ブランドと聞けば、きらびやかにデザインされたパッケージやディティールに凝ったリーフレット、タレントやモデルを使ったイメージ広告などをまず連想される方も多いと思いますが、通販のブランドはそういう類のものとは異なり、必ずしもそれらが必要とは言えません。

また、単品通販のビジネスは、商品を高いオファーで提供し、まず購入してもらいさえすれば、あとは定期購入制度があるので自然とLTVが上がる計算。なのでブランドは必要ない。そんな意見を持つ事業者さまもいらっしゃいます。

では通販にブランディングは必要ないのか。

私共の考える答えはNO。そのブランド化をどう言うふうに解釈するかが答えです。

「通販のブランド化」を言い換えれると、それは「共感の獲得」です。

お客様は店販での購入などと比べ、通販の購入時には「共感を求める傾向」が高いと言われています。 広告・PRを通して、お客様に様々なメリットをお伝えし、共感いただければ継続購入のお約束を取り付けられます(リピート購入)。


手法は様々ですが、例えば代表的なものとして・・・

①お客様のお悩み(現在の境遇)、困難な状況の克服などを商品に投影させる

②通販企業の商品開発への姿勢とその社会的意義を語る

③産地や生産者の素材開発の努力とその心情を語る

④エビデンスや実績を取り、商品の効能効果の高さを語る

・・・などが挙げられます。


単に商品を商品として販売するのではなく、①~④を商品の一部として考え、物語をセット販売するような感覚が通販には必須です。「共感」を得るために上記のような「商品」と「物語」を繋げていくこと作業がとても大切です。

通販という売り場は、セールスマンが時間をかけて接客できるわけでもなく、ショールームで丁寧な説明をアナウンスできるわけでもありません。あくまでお客様の関心を広告・販促で引き、それをきっかけとして、心に残るキーワードをさらに深く提供していく必要があります。

それらのキーワードをしっかりとお伝えすることができれば、例え時間が経過しても、いつかは商品を購入いただけ、商品という物語を通して、お客様との継続的なお付き合いが可能になっていきます。

「共感の積み重ね」こそがブランド構築そのものであるというロジックです。

通販のブランド化に苦手意識をもたれていませんでしょうか。まずは自社の通販・商品が「共感」される設計になっているかどうかチェックしてみてください。

本ブログだけでは中々全てをお話することはできませんが、今後少しづつ内容をオープンにしていきたいと思います。

ダイレクト・ラボでも通販会社様のブランディングのサポートも行っております。

お困りの際はぜひお気軽にご相談くださいませ。 最後までブログを読んでいただき、ありがとうございました。


株式会社ダイレクト・ラボ

ダイレクトマーケティングプランナー 石井 孝典

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