紙媒体の市場の変化と今後

今回は「紙媒体の市場の変化と今後」について書いていきたいと思います。

通販事業を始めたばかりの方や、これから立ち上げという方、そして今、通販販促に悩んでいる方のご参考になればと思います。

1996年前後の出版全盛期以降、紙媒体は約20年間減少傾向にあり、当時約2兆5000億円と言われた市場は2021年現在では約半分となっています。複数の原因が複雑に絡んでいるため、紙媒体の根本的な市場の回復は難しいと言われています。

原因として上げられるのは

①スマートフォンの普及による情報入手手段の多様化、②若い世代の活字離れ、③娯楽の多様化、④ニューノーマルによる行動様式の変化などです。

急速に進む社会の高度情報化やデジタル化によって10年後の紙媒体の市場は、なくならないとはいえ、さらなる縮小となっていることは間違いありません。

通販業界でも、紙媒体からデジタルへのシフトは加速しています。コストダウンや分析・管理が行いやすく、通販ビジネスとの親和性が非常に高いためです。


ただし、紙媒体にはデジタルにはない独自の魅力があるのは事実です。より記憶に残ったり、理解度を深めたり、好奇心への問いかけを強く行ったりと、アプローチの仕方が違います。今後の紙媒体は、よりデジタルとの差別化を明確にできたものが生き残っていくことは間違いありません。

自社の通販事業で発行している紙媒体・販促物はデジタルとの差別化は行えていますでしょうか。差別化や情報の深掘りをポイントに一度見直してみるのも良いかもしれません。


本ブログだけでは中々全てをお話することはできませんが、今後少しづつ内容をオープンにしていきたいと思います。ダイレクト・ラボでは、通通販コンサルティングは企業規模を問わず行っています。ご興味のある方は、ぜひお問い合わせくだい。お困りの際はぜひお気軽にご相談くださいませ。

最後までブログを読んでいただき、ありがとうございました。

株式会社ダイレクト・ラボ

ダイレクトマーケティングプランナー 石井 孝典

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