通販の広告発注に必要なこと

今回は「通販の広告発注に必要なこと」について書いていきたいと思います。

通販事業を始めたばかりの方や、これから立ち上げという方、そして今、通販販促に悩んでいる方のご参考になればと思います。


通販事業を成功へ導くためにとても重要なのが「プロモーションを担う会社との付き合い方」です。現在通販広告は、従来のTVやラジオ、紙媒体、それにSNSを含んだWEB媒体が加わり、本当に多くのメディアを駆使してマーケットを開拓する時代になっています。そんな中、それを良い形にしていくためには広告会社との上手な付き合いが欠かせません。

今回はその中でも大切なポイントを一つだけご紹介します。


そのポイントは「広告の戦略立案を広告会社へ丸投げしない」ということです。


通販事業者が戦略のないまま、商品のプロモーションを丸ごと広告会社へなげるというのは絶対にNG。社内の幹部スタッフ、広報・広告部門で、取扱いの商品のブランドやその価値をはっきり認識・合意形成がとれていない状態のまま、広告会社から「ターゲットはこうで、こういうキャンペーンで訴求しては?」と場当たり的な提案を受けることになり、商品価値を高める一貫性が生まれないというものです。


広告会社の方ではオーダー側からの制約がない分、予算も含めた大きな提案はできますが、逆を言えば、制約がない分、明確な物差しやジャッジ基準が不明で、オーダー側のそもそもの事業戦略と合致しないということに繋がりかねません。

そうならないために最低限、以下のものを社内で準備してから広告会社と付き合うべきというものを以下に記します。


①ターゲット顧客層のペルソナ(プロファイル)

②ブランド(商品)の差別化ポイントが何か

③広告の目的

④ターゲット顧客にあったクリエイティブの基準・理想像


難しいと考えられる方もいらっしゃるかもしれませんが、①~④は実は商品の企画段階において当然あるべきものだということにお気付きの方も多いはずです。

より精度の高い広告を開発し、進行を行うため、まずは広告会社へ上記をどう上手く説明(オリエン)できるかも商品の販売を上手くいかせる重要な要素になっています。手の込んだ資料やフォーマットに凝る必要はありません。①~④をどういった形であれ、共有してから臨む方が格段に良い展開に繋がります。


自社の動き方はどうなっていますでしょうか。ぜひ一度チェックしてみてください。


本ブログだけでは中々全てをお話することはできませんが、今後少しづつ内容をオープンにしていきたいと思います。ダイレクト・ラボでも通販会社様の広告企画・CRM全般のサポートも行っております。お困りの際はぜひお気軽にご相談くださいませ。 最後までブログを読んでいただき、ありがとうございました。


株式会社ダイレクト・ラボ

ダイレクトマーケティングプランナー 石井 孝典

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